母乳不足感を克服しよう!


◆ミルクを与えると一気に飲み干す

「おっぱいを飲んでもまだ泣いているので、ミルクをあげると200mlを一気に飲み干してしまったんです。」
お母さんは、が〜っくり、やっぱりぜんぜん足りなかったんだ.....
とてもよく聞く話です。周囲の人も「ほーら、やっぱりね」と言うことがほとんどかもしれません。

でも、それは違います。

赤ちゃんは口に入れられたものを一生懸命吸います。反射的にそうするのです。
そして、生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは食欲中枢が発達しきっていないので、私たちのように「おなかいっぱい」という感覚がほとんどありません。 哺乳瓶でミルクを与えると、吸えば簡単にミルクが出てきますから、赤ちゃんは瓶にあるだけのミルクを飲んでしまいます。そして眠る(失神するともいう)のです。
「ほら、足りなかったのよ」という人のほとんどはこういうことをご存知ありません。
赤ちゃんがミルクを一気飲みしても、母乳が不足していることの裏づけにはなりません。

お母さんが疲れきって、ちょっと勘弁!というときにミルクはありがたい存在ではあります。そんな時には使えばよいと思います。
でも、ミルクをあげてがっくりするなら、そのうちの何回かは抱っこして外に散歩に出たりして少し休憩して、またおっぱいをあげるようにしてみてはどうでしょう?



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