「混合→母乳」経験談/管理人 駄々の場合


〜念願の母乳のみに〜

昼間はおっぱいを飲んでいるか泣いているかどちらかで、なかなか眠ることがなかった息子ですが、 3ヶ月を過ぎた頃から昼間に3時間ほど眠ってくれることが多くなってきました。
ミルクあげないとおさまらない大泣きが、なんとかならないものかなぁ....あと少しだと思うんだけど。 やっぱりあきらめきれていない私でした。

ミルクを足すことによっておっぱいが出なくなるのではという恐怖感はなくならず、息子が泣くたびにヘコんでいました。
「いつまでもこんな思いをしていたくない、もうどこかで妥協しないといけないんだ...」
そう思って、もう一度、別の母乳育児の本を買うことにしました。 夫には「これであかんかったら、混合でいくことにする」と言いました。

その本にも、前回買った本と同じような内容が書かれていましたが、イラストが多く文章もやさしかったからか、読みながらすごく安心しました。
また、「乳首をつまんでみて母乳が放射状に飛ばない場合は、乳管がつまっていることが多いのでつまりを取りましょう、乳首のお手入れをしましょう」と書いてありました。 もちろん、やりました。すぐ。 夫には「あかんかもしれんけど、できることはやってみる」といいながら。
授乳前、授乳後、お風呂も先に一人で入らせてもらってやりました。 搾乳のやり方では出ない母乳が、乳管開通のやり方だと じゅっ と出ました。 ぴゅ〜っとは飛ばないんだけど、手のひらにかかった母乳をガーゼで拭くとしっとり湿るくらい出てきました。 これを見たとき「母乳は出てるんだ。ちゃんと分泌はされてるんだ。」と少し安心しました。 「搾乳で出る量よりも赤ちゃんが吸って飲んでいる量はずっと多いというから、大丈夫かも。」とも思いました。

乳管開通操作を始めてから2日目、気のせいか息子の表情が和らいだような気がしました。 それから、ごっくんと母乳がのどを通っていく音が聞こえました。飲んでる!

3日目の夜、いつものようにお風呂からあがって、とりあえず抱っこしておっぱい。 いつもは1〜2分もすればのけぞって大泣きモードにはいるから、そろそろかなと思っていると ....あれ。まだ飲んでる。まだ。まだ。 ....寝ちゃった。
(・・?

次の日も、その次の日も...きつねにつままれたような気分でした。
イヤイヤ、またすぐに元にもどるんだよ、きっと。ダメージが大きくならないように自分で 自分の気分をセーブしていました。

1週間が過ぎ、10日が過ぎ、2週間...いけてるんやぁ! \(^O^)/
首を振って乳首を引っ張っていたのもしなくなりました。
月齢は4ヶ月を過ぎていました。

その後も、のけぞって泣いたり寝なかったりすることはありましたが、 こうなったら泣こうがのけぞろうが、体重の増加が少なかろうが、足りないなんて思うもんか!という感じで突っ走りました。

さて、憧れの母乳のみの毎日。少しは楽になったでしょうか?
いや〜夜中は何回も起きるようになってしまったし、相変わらず寝る前の寝ぐずりは激しかったです。1歳過ぎるまでは1時間ごとに授乳することもしょっちゅうでした。 でも、みんなそんなもんだって言ってるし、そんなもんだと思うことにしました。息子は、私が夢みていた「♪おっぱいのんでねんね♪」する子ではなかったようです。

寝るときは必ず添い乳だし、しかもなかなか離してくれないし、離乳食が始まってからも「足りないから離してくれないの?」と不安になったこともあります。 「もういや!やってられん」と思ったことも何度もあります。でも、長い人生の数年間だと思うようにしてできる限りおつきあいするようにしました。 「母乳だけで」という希望が叶ったのだから、これをできるだけ味わいつくそうと思っています。貪欲。

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