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2010年04月30日

ヒト:わはははっ  見てー と言われたら

次男が学校から帰ってきて、ランドセルからなにやらガサゴソ出して

「かーちゃん、見て!! 地図書いたの!」

見ると、3本の楕円のようなにょきーっとしたものが用紙の下から上に放射状にのびていて、その先に○とか□とか山みたいな絵が描いてあります。はっきりいって、「ナンデスカ、コレハ?」

でも、そうは言いませんよ。

「へー、地図、書いたんや」

「うん、えっとね、ここがボクの家でね、これが学校!」
「学校を出て、ずーっと歩いて、曲がって、ぴーって言ったら家に着くねん」

「ほおほお、なるほどなぁー」
「トモくんが自分で考えて書いたん?」

「うん!!」

「そうかぁー。」
「ほんで、こっちの山みたいなんはなに?」

「えっとー・・・・」
「・・・・・すべり台!」

(´▽`*)

「そうなんや~」

「うん!」
「これで、今度宝探しするの!」

「そうなんやー、楽しみやなぁ」

「うんっ!!!」

ついつい、子供が「見てー」と持ってくると
批評、評価をしてしまいがちです。
地図らしい地図かどうか、とか
ちゃんと道順がわかるようになってるか、とか。
そんで、
「ここつながってないやん」とか
「学校から家までこんな曲がり道ないやん」とか
ツッコミいれたりして。

でも、子供は、純粋に「見てほしい」んですよね。

「上手だよ」といわれればもちろんうれしいんでしょうけど
それよりもなによりも
「見た人が興味を持って聞いてくれること」
がうれしいんです。
これはきっと大人だって同じですよね。

けなされて「なにくそっ」ってがんばるのは
もっともっと大きくなってからでいいんです。

見てもらえたー、楽しかったー、また書きたいー
そんな感覚がのこったら
この先また同じ事をしたときに
こんどはこうしてみよう、ああしてみよう
前向き、上向き、そんな気持ちで取り組めるし
だから上手になっていくように思います。

子供が自信をもてるように、たくさんほめましょう。

なんて言いますけど、
とってつけたようなほめ言葉はいらないし
ほめるために何かをさせて、上手にできたらほめる
というのは、調教みたい。

相槌を打ったり、相手のいった言葉を繰り返して言ったりしながら
興味を持って
へえー、ほおー、と聞くこと。

それだけで、子供は満足するし、
その満足感が自信につながるんだと思います。

「○○ができる」という自信もいいけど、
安心感や満足感からくる、「根拠のない(?)自信」
根拠がないわけじゃないけど、大人になったらその自信はどこからくるのかなんて忘れちゃって思い出せないけど、でも、これでいいのだ!みたいな自信。

それをしっかり育ててあげたいな、と思います。

「聴く」の達人は、この方です。
かめおかゆみこさん
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近いうちに、関西でも、かめおかさんの「聴く」を磨く!体験講座 を開催します(たぶん)。
乞うご期待☆

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2010年04月29日

ヒト:ラララ~  やってよかったぁ!を大切に(2)

ある朝、私がイマイチ体調がすぐれなくて朝ごはんの支度になかなかとりかかれずもたもたしていたときのこと。

それを知ってか知らずか、
長男ががさごそしています。

「なにしてんのん?」

と聞くと

「今日は、自分でパン焼いてみようかな、と思って」

だそうです。

弟たちの牛乳も入れて温めてくれています。

でも、生のパンにマーガリンを塗ろうとしているので

「それは焼いてから塗ったほうがいいと思うよ」
「というか、いつもはちみつ塗ってるやん?」

「そうなん!?あ、そうか! (´▽`*) 」

オーブントースターは、
椅子を台にして乗らないと長男は手が届きません。

椅子を動かして乗って、パンを入れて・・・
タイマーのまわし方も何分焼くのかも知りません。

説明して、やってみます。

チーン♪

ちゃんと焼けたようです。
次男と手分けしてはちみつを塗って食べていると
三男が起きてきました。

気がつくと、三男の分のパンも焼いて
はちみつを塗って

「おかあさん、包丁で切るときは、こっち(手前)から?」

「ああ、それは、向こう側からぐっと・・・」

一つ説明してやって見せます。

「わかった」

危なっかしい手つきですが、残りを切ってお皿に載せて
三男の朝ごはんもできあがりです。


「ありがとう、本当に助かったよ・・・・」

しみじみ、こころからのありがとうでした。


「明日も早く起きて、ご飯の用意してみるわ!」

「そうか、そーしてくれたら、おかあさんすごくうれしいわ♪」


もしも、明日はそんなことすっかり忘れてても。
また大分先に、思い出したようにお手伝いしてくれても。

昨日言って今日しなかったことや毎日しなかったことを責めたり
気が向いたときにしかしないと茶化したり
そんなことしないで。

してくれてうれしかった

そう伝えられる自分でありたいと思います。


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2010年04月28日

ヒト:プリーズ☆  やってよかったぁ!を大切に(1)

昨日の夕方

「あとで給食セットのスプーンやおはしを洗うわ!」

と言っていた長男。
もちろんすっかり忘れて寝てしまって今朝。

忘れていたことに気づいたようで、
着替えてすぐに自分で洗い始めました。

私が

「おっ、思い出したか ( ̄ー ̄)」

というと

「朝起きて思い出してん」

ここはやっぱり、忘れていたことを責めるのではなく
思い出してやろうとしたことを認めなくっちゃね!

「そうかー、やるやん。」
「ちゃんと思い出せるようになってきてんなぁ」

「いやぁ・・・・(照 」

(>w< )かわいい。

ちょっとしたことなんですけど。

できなかったことにフォーカスして言うか
できたことにフォーカスして言うか

言われたほうの今後の「やる気」につながるのは
やっぱり「できたことにフォーカスして言う」ですよね。

「やらせる」より、
ときどき でしかなくても本人が「やってみる気になった」時に
「やってよかったぁー」って思えるような声かけを。

小さな小さな積み重ね。
塵も積もれば、いつか大きな山になる☆


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2010年04月27日

ヒト:いえいえっ  心と体で感じてほしい

先日、ダンナのワークショップに参加したときのこと。

中盤~後半は、色画用紙を使って、テントウムシを作ってみよう!
という内容でした。
前半に実物を見て、特徴を観察したので
それを思い出しながら
テントウムシの身体の構成や羽が左右対称の模様になっていることなどを
確認しながら作っていきます。

・・・まあ、みんな遊び感覚なので、あんまりそんなこと考えずに作っちゃってましたけどネ。


まずは、赤い画用紙に、真ん中で折ると左右対称になるようにテントウムシの前羽の形が描いてあるので、右半分(または左半分)に黒い絵の具で点を描いて半分に折って開くと、あら、テントウムシの背中の模様の出来上がり!

みんな

「えー!どんな模様やったか覚えてなーい」

と言いながら、思い思いの柄を描いています。
その中の一人、Aくん。
一旦、描いて半分に折ってみたものの・・・・
なんだか気に入らない様子。

「こんなんと違った・・・」

周りの子のと見比べて、あれ、なんか違うと思ったのかな?
単に気に入らないのかな?

「なーなー、もう一回やっていいー?」

画用紙は余分があったのでかまわないけど、他の子も「おれもー」って言わないかな?様子を伺いつつ、そっともう一枚画用紙を渡しました。

「どんなんやったか、わからんわー」

と、描くのをためらっています。

「覚えてなかったら、こんなんやったかもなーって思う模様を描いたらいいで、これは正解でこれは間違い、とか、そんなことを見るために作るんじゃないからな。」

そう言うと、「そっか」 安心したように描き始めました。そして半分に折って・・・・

「できた」

「おっ、いいやーん!こんどは納得の模様になったか?」

「うん」


そのあとは、今模様をつけた前羽、他の画用紙に別々に描かれている胴体、下羽、触角や脚を線に沿ってはさみで切って、糊で貼ってテントウムシの形にしていきます。
真剣に切っています

Aくん、はさみで切るのは苦手なようです。
それでも一生懸命切りながら

「これもって帰ったら、おかあさんに "下手や" って言われるわ・・・」

とポツリ。

「そうかー・・・。おばちゃんは いいのになってると思うで」
「こんなに一生懸命つくってるんやもん」

「ん・・・・」


そのあと、脚6本、触角2本を切る段になると、面倒くさくなって、なんかいも

「あーっ、つかれた」

と、くじけそうになっていました。なんとか切って、脚を貼り付けるのもまた

「つかれたー」

少しだけ手伝って、どうにかこうにか出来上がりました。
こだわりもちゃんとあってね、脚の位置をあとで付け直したりもしてたんですよ。

「いいじゃーん!いいのができたやーん♪」
「最後までがんばったなあ!いい!いい!」

そういうと、
Aくん、ちょっとテレながらにこっと笑ってました。

みんなで見せ合いっこして、「ぶーん」って飛ばしながら遊んで、
ワークショップが終わった後は、子供たちみんなでさっさと公園に遊びに行ってしまいました。
もちろん作ったテントウムシ持って。
羽を開いて飛んでるところを作った子 羽を閉じてじっとしているところを作った子 じっとしてるテントウムシは脚も縮こまってますよ、すごいねー

Aくん、テントウムシ 家に持って帰ったかな。

お母さん、なんて言ったかな。

もしも、お母さんに「下手やな」って言われたとしても。

大切なのは出来上がり・見栄えじゃないんだよ。

自分で考えながら、周りのお友達のやってることも見ながら
自分の手で最後まで作り上げたことが素晴らしいんだ。
やったー!できたー!って、気持ちよかったでしょ?
その気持ちが大切なんだよ。


あのとき、言葉でそう伝えられなかったんだけど。
言葉で言ってもなんか説明くさくてイマイチな気がしたから。


またワークショップにおいで。
そういう体験をいっぱいしてほしいな、って思って
おっちゃん、いろいろ考えてるからね。

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2010年04月26日

ヒト:わはははっ  怒りへの対処法

土曜日は、万博公園で開催されたロハスフェスタに、とあるブースのお手伝いに行ってきました。
天気予報は晴れだったのに・・・・曇り、時々雨、風は冷たく強い。
みんな 「さっ、寒いー (>_< )))) 」
といいながら、時折さしてくる日差しに 「太陽って、すごいね」 と、しばし日向ぼっこ。
ブースにはたくさんの方にお越しいただいて、とても充実した一日でした。

日曜日は午後から、ダンナが主催するワークショップに参加しました。
お友達がお友達を誘ってくれて・・・
予定の倍近い子供さんが参加してくれてにぎやかなワークショップになりました。
まだまだ始めたばかりで試行錯誤ですが、それを楽しんで長く続けられたらなーと思います。


さてさて、そんな週末から普段の生活になかなかシフトできなくて
月曜日の朝は
ぼー・・・・っ

ぼーっとできる時間があることに深く感謝して!
今週もスタートです。

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜

先日のコーチングで、

自分の中の「こうするべきである」ということがネックになって怒りがわいたとき

の対処について、おもしろい方法を教えてもらいました。

怒りなどがなにもない、ニュートラルな心の状態を
仮に、すっと立っている1本の鉄の棒だとイメージします。
それに対して、
自分が「こうするべきだ」と思っていることを
相手がしなかったことによって怒りがわいてきたような状態は
この鉄の棒がぐにゃーっと折れ曲がっちゃったような状態だとします。
この折れ曲がっちゃった鉄の棒を元通りまっすぐにするために、
かなり強い力で、反対側に ぐぐーーっと曲げて、手を放す。
すると、びよよよよーん。
わーい、元の状態に(近いくらいに)なった \(^-^)/

というような感じ。

これは、コーチが心屋仁之助さんという方のグループワークで学んだことなのだそうです。
鉄の棒 は、コーチのイメージ例で、
グループワークで心屋先生はブランコを例に説明をされていたそうです。

強く負荷がかかった状態を元に戻すために、
負荷のかかっている方向と反対の方向に同じくらい強烈な負荷をかけることで
バランスがとれて元に戻る(場合がある)、、、ということのようです。

で。
実際にどんなふうにするかというと・・・・

たとえば
私のダンナは、階段の電気をいつもつけっぱなしにしています。
電気をつけて二階にあがっていくと、消さないで部屋に入ってそれっきり。
ダンナが家にいる日は、私は一日に何度も階段の電気を消します。

私は「階段の電気をつけたら、消すべきである」と強く思っているので
ダンナが忘れっぽい性格だということが分かっていても
すごーく腹が立ちます。

「もーっ、なんで何回言ってもこうなん!?」

という具合に、すごく怒りが湧いたとします。

そのときに

「ダンナは、こまめに階段の電気を消さなくてもいい」

って自分で自分に言うんですって。 !(゚ロ゚;ノ)ノ

自分が「こうするべきである」と強く思っているにも関わらず
相手の行動には「こうしなくてもよい」と許可を与えてしまう。

めっちゃ荒療治です (;´Д`A ```

自分の思いに反することを言うわけですから
ものすごく気持ち悪いというか反発する気持ちが湧いてきます。

さらに追い討ちをかけてみます。

「ダンナは、電気を つけっぱなしにしてもいい」
「ダンナは、どんどん 電気を 無駄遣いしてもいい」

するとですね・・・
何回もそう言ってると、なんか、だんだん笑けてくるんです。

「ええー、それもOKって言っちゃうわけ!?」
「がっはっは」
「もう、なんかしらんけど、どーでもええわ」


コーチは、
「このやり方が合う人と合わない人がいると思うから、合わないと思ったら無理にやらなくていいからね」
っておっしゃってました。

笑けてきて、どうでもよくなるということは
まあまあ、このやり方は私には合ってそうですね?

そのうち、こうやって荒療治をしなくても、
あっはっはーと笑って終わり、になれるといいな。
そんなふうに思います。


人の行動に、あれこれカリカリ・イライラしてしまいがちな人
一度ためしてみませんか?


▽私のコーチのブログはこちら
ベクトルを未来へ~子育てに正解はない~

♪記事内で、紹介していただきました \(^-^)/
http://ameblo.jp/heartstrings-mika/entry-10517553513.html

▽この 荒療治 対処法を提案されているのはこの方
心屋仁之助さん

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2010年04月23日

ヒト:しくしく  相手の中に自分を見る

長男のお友達で、どうしてだかわからないけど苦手に感じる子がいました。
長男が苦手に感じてるんじゃないですよ、私が、です。

どうにもその子を見るとなんともいえない感覚で
その子の顔も姿もじっと見ていたくないような。

なんで?どこが?どんなふうに?
ダンナにそう聞かれても、うまく答えられない、
なんかわからんけど、なんともいえない感覚。

他の子たちを見てもそんなふうに感じることないのに。
やんちゃだったりガサツだったりで
しょっちゅう先生から叱られてる子たちには
そういう感覚は感じないし、どっちかというとカワイイのう、と思う。

その子は、どっちかというとおとなしい感じで
いわゆる問題児とか、そういうタイプではなさそう。

なんで?なににこんなに反応している、自分?


最近になって、なんでなのかわかったような気がしました。


『ちょっと前までの自分を見ているようだったから』


必要以上に下手に出るようなちょっと卑屈ともとれる態度・しぐさ
おそるおそるこっちの出方をうかがうような目
気持ち悪いくらい丁寧なもの言い


確かに「なんやねん?」と思う感じではあるんだけど
嫌悪感すら覚えるというのは・・・

ああ、そうか・・・
自分もこんなんだったんだ、というのを相手の中に見て
なんともいえない気持ちになったんだ。

いろいろあったんだよね、自分。
どう人と接したらいいのかわからなくなってたんだ。
でも、必要以上にへりくだる必要はないんだ。
相手の様子を伺わなくてもいいんだ。
そのままでいいんだ。

そう思ったら、今度からはその子にも
もっと穏やかな気持ちで接することができると思えました。

あの子がどんな状況でそういうしぐさや態度を身につけていったのか
それはわからないけど
子供同士で遊んでいるときには対等に、
時にはちょっとえらそうにしているし
自分の中で相手との力関係・上下関係を常に意識してるんでしょうね。

そう思うと、胸が苦しくなりました。


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2010年04月22日

ヒト:うわッ  せっかく教えてあげてるのに

長男が次男になにやら言っています。

「ちゃうちゃう、これは空を飛ぶから、こんなふうに持つんじゃなくてここを持つねん!そしたら、ぱたぱた・・・しゅーって飛んでるみたいになるやん!」

どうやら、ポケモンフィギュアで「闘いごっこ」してるみたいなんですけど、長男としては次男のフィギュアの持ち方、空を飛んでる姿が、それっぽくなくて気に入らないようなんですね。

しかし次男は、長男の助言もどこ吹く風。
そっぽを向いてしらんぷりです。

自分の助言を聞き入れてもらえないので、長男はぷんぷん!
怒りを通り越して、涙ぐんでいます(笑

私は長男に声をかけました。

私「なー、もう、ほっときーな」

長男「だって・・・・ 」

そーよね、せっかく教えてあげてるのに ヽ(`Д´)ノ
って思うよ、わかるわかる。


「こうしたほうがいいよ、って言うたげるのはいいことやとおもうけど、それを聞いてその通りにするかどうかは、トモくんが決めることやねん。だから、相手が自分の言うた通りにしなかったら・・・・そらまあ悔しかったり、なんやねん!せっかく教えたってんのに、とか思うけど、ああ、もうしゃーないな、と、あとはほっとくしかないねん」

「・・・そっか・・・」


「場合によるで、どうしても、これはこの通りにしてもらわんと困る!って場合もあるとは思うけどな、でも、まあだいたい、しゃーないな、って相手にまかすしかないわ」

「・・・そっか・・・」


わかったかどうかは微妙ですが、
言うてもしゃーないらしいということは感じてくれたようです。


長男に言いながら、
「これって自分に言いきかせてるみたい (>w< )」
と思って苦笑しちゃいました。

そーよね、よかれと思ってするアドバイス、
でも、その通りにするかどうかは相手にまかせるしかないんだよね・・・

なんで言ったとおりにしないの!?
なんで言われたとおりにできないの!?
そんなふうに強く思うというのは、本当のところ、
私の言うことを聞け!私を認めろ!と思ってるということなんですね・・・


そうか・・・
そうだ・・・

人がやってるのを傍から見てるとわかるのに
自分がやってるときにはそのことに気づかないでいるんだ。

自分の中の自分の欲求に気づいて、
暴走してしまわないように上手に解放していきたいなと思いました。


こちらのブログを読んで
ぎっくん ( ̄◇ ̄;)
▽ベクトルを未来へ~子育てに正解はない~
アドバイス大好きな人は こんな人かも

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2010年04月21日

ヒト:ラララ~  季節を感じて

ぽかぽか陽気の昼下がり、
特に行き先のあてもなく、三男と散歩にでかけました。

通いなれた幼稚園や小学校へ行く道を、ぶーらぶら。
公園横の低いブロック塀づたいに歩いたり、
市営住宅の横のフェンスにつかまりながら歩いたり。
歩ききるたびに

「やったーっ!」
「ゴール!」

なんて言って、すごく満足そうです。

いつもは、お迎えの時間が迫っていたり
参観日の時間が迫っていたり
幼稚園のグループ登降園で寄り道してられなかったりで
「早く早く、行くでっ!」とせかして
最後までさせてあげてなかったので
なんだか私も満足。


しばらく歩いて、三男はふと立ち止まって
自分のズボンのポケットをゴソゴソ・・・

なにやら取り出して、私に

「ハイ、りんご」

手には何にも持ってません。
とりあえず、受け取ります。

「これ、食べていいの?」

と聞くと

「うん」

と言うので、むしゃむしゃ食べるまねをしました。
三男も食べています。そして

「まだまだ、りんご、あるからね」

^^;

「そっかー、じゃ、またおなかすいたら言うね」

そういって、歩き出しました。

しばらく行くと、また

「はい」

と何か渡してくれます。

「・・・これ、どうしたらいいの?」

と聞くと

「えっとー・・・・」

言いながら、私の服にポケットがないか探しています。

「お母さんの服、ポケットないから、かばんに入れとくわ」

「うん!」

彼が取り出したものは、なんだったんでしょうね?


またしばらく歩いて、
よそのお家の玄関先に腰掛けて ←おいおい
今度は、さっきかばんに入れたものを出してほしいと言います。

かばんから、取り出す動作をして

「はい」

と渡すと、左手にそれを持ち、右手を手刀にして

「しゅっ」

と切る動作をして、パクパク。
今度は右手に持って、左手で切って、パクパク。

「はー、おいしかった。さっ、行こっか」

^^;

おーい、今度は自分だけ食べたのね。


彼の頭の中では、壮大な冒険ストーリーが展開しているのかもしれないですね。
冒険の途中の一休み。
天空の城ラピュタで、パズーとシータが目玉焼きの乗ったパンを食べてるシーンとか思い出しました。
(*^。^*)

それからも、路側のブロックにあいた穴をしゃがんでのぞきこんだり、
走ったり止まったり、
怪傑ゾロリの歌を歌いながらジャンプしたり。

遊具がなくても、歩くだけでこんなに楽しいってすてき。

街路樹は八重桜、これから満開を迎えるので
今は5分咲きくらい。
もうすぐこの道はピンクの桜ロードになります。

よそのお宅の植木鉢やお庭でいろいろな花が咲いていました。
雑草もかわいい花をつけてました。

「かわいいねー」
「きれいねー」

そんなことをつぶやきながら、なんだかずっとにこにこ笑ってました。


こういう時間ってとても大切。
わかっていても、つい必要な用事だけで一日を終えています。

今年は、もっと「特にあてなく」外にでよう!


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2010年04月20日

ヒト:いえいえっ  激しく進化中

3月の中ごろから、三男がすごい勢いで進化しています。

特に言葉がいろいろ出てきて笑えます ( ´∀`)

Wii をしていて、とうさんにあれこれ口出しされると

「もう、うっしゃいな」 (もう、うるさいな)

とか、

私が食器棚から食器を出して、引き戸を閉め忘れてると

「もう!閉めないとあめやん!」 (もう、閉めないとダメやん)

!(゚ロ゚;ノ)ノ

いろんなものの名前も知りたいようで

「これ、あんだ?」 (これ、なんだ?)

今も横で食器棚の引き出しをあけて、いろんな大きさのスプーンを出しては

「これ、あんだ?」

「それは、スプーン」

「そっか、シュプーンか」

「これ、あんだ?」

「それは、しゃもじ」

「そっか、ちゃもじか」

「これ、あんだ?」

「それも、スプーン」

「ブブーッ」

・・・・クイズじゃないと思います。
それに、スプーンで合ってます。

ちりれんげを出して

「これ、あんだ?」

一瞬、名前が出てこなくて、

「これは、えーと、あれや・・・」 ←度忘れして思い出そうとしている

すると、三男は

「これは、"えーと、あれや" かー」

ちゃうちゃう。
そうくるかー・・・・(苦笑

次男の言うことを鸚鵡返しに言ってる姿も見られます。

長男・次男もきっとこんなことがあったんでしょうけど・・・・
思い出せない私です。

スイッチONになったところ、気づけてよかった。

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2010年04月19日

ヒト:ふうッ  迷える長男くんとわがまま次男くん

日曜日。
午後から、ダンナが市内のイベントにスタッフとして参加するので
長男と次男も連れて行こうかな、と。

小学生以上、ということなので、三男はお留守番。
だけど、様子を察して

「ボクも行くぅ~ 。゚(゚´Д`゚)゚。 」

と暴れる三男。

そういえば、昨日も同じような状況で
暴れる三男を羽交い絞めにして(こればっかり)
急いで出かけてもらったのでした。

すると、長男が

「マーくんだけかわいそうやから、ボクは行かんとこかな」

ところが、次男が

「えーーー!オレだけ行くのいややー(涙」

(-"-;)

「そんなら、トモくんも行くのやめたら?」

と私が言うと、それはイヤだという。
絶対に行きたいんだって。でも一人はいやなんだって。
お父さんが一緒だけど、長男も一緒でないといやなんだって。

(-"-;) (-"-;)


いつも、なかなか決められない長男、
今回もとっても困っています。

長男に

「マーくんがかわいそうやから、どうしようか迷ってるの?」

と聞くと、それだけではなくて
午前中に捕ってきたハナムグリのえさを探しに行きたい
というのもあって迷ってるんだといいます。

「それ(えさ探し)、今日でないとあかんの?」

「・・・・・」

「ほな、トモくんと一緒に行ったりーな」

「うーん・・・・」

三男は、今回はどう転んでもお留守番なのは決定事項。
三男がハッピーになるためには、
長男か次男、または両方が一緒に残ってあげるしかなさそうです。

次男は、「絶対行きたい」「お兄ちゃんも一緒に来てほしい」
という2つの希望があります。
両方かなえる為には、
長男は自分のやりたいことをがまんしなければなりません。

長男は迷っていますが、
ハナムグリのえさを探しに行きたいのなら、
それを優先してかまわないと思います。
なんなら、三男も一緒に連れてってくれてもイイヨ☆なんて。

次男の言い分はちょっとわがままかなぁと思うので
長男に助け舟を出してみました。

「自分がやりたいことを選んだらいいんやで」
「トモくんかって、がまんせなあかん時があるしな」
「自分が "どうしてもこうしたい" と思うことがあったら、それを優先しーな」

といいましたが、
それでも決められなくて、涙ぐんでいます。

とことん優しいのか、単に優柔不断なのか、、、

待っても待っても、長男は結論を出せそうにありません。
出かける時間が迫ってきます。

見てる私の方がイライラしてきました(苦笑

三男も激しく泣き喚いています。

たまらず、私は三男を連れて散歩に出かけることにしました(現実逃避)。
三男は「お散歩行こうか?」につられて機嫌が直りました。

さて、長男はどうしたかというと・・・・

1時間ほど経過して散歩から帰ると家には誰もいませんでした。
どうやら長男も一緒に出かけたようです。


帰ってから、長男に
どうして行くことに決めたの?と聞いてみました。

「やっぱりトモくんがすねちゃったから、しゃーないなーと思って」

「カズキはそれでよかったん?」
「えさとりできなかったけど、納得してるん?」

「えっと・・・」

「なんや、そこまで深く考えてなかったん?」

「あはは・・・うん」

本当、気のいい長男くん。
結局、夕方遅くなってから、
近所の街路樹の皐月の花をいくつか摘んできてました。


次男は、自分の希望どおりになって満足したようです。


次男くん、拗ねずにがまんできるようになる日がくるんでしょうか。

大丈夫。
そうなる日が来ると信じて、
その日まで、なるべく責めずに
できる限り希望をかなえながら
気長に
待ちたいと思います・・・・


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2010年04月18日

ヒト:押忍  断るのって難しい

長男は「気のいい」タイプで、断るのが苦手です。

「今日はお友達と約束しないで、家で○○をしようっと」

と、思って学校へ行っても、お友達に

「今日一緒に遊ぼう!約束しよう!」
「いいやん!なっ、なっ、なっ!!!」

といわれると

「う、うん」

と承諾してしまうんです。

一年生のときは、押しの強いお友達がいて
いろいろ苦労していたようですが
最近は徐々に断ることもできるようになってはきてるようです。

でも、まだまだ・・・・ (>w< )


先日のこと。
春休みの最終日に遊びに来たお友達のYくんと
「明日(始業式の日)、一緒に遊ぼう」と約束をしていました。

Yくんは別の小学校に通っている子です。
(ちょうど校区の境目に住んでいるので隣の小学校の子ともときどき遊んでいます)

始業式の日、学校から帰ってきた長男。
お昼ごはんを食べてしばらくすると「ピンポーン」

見ると、春休みに約束したYくんではなくて
同じ小学校の同級生たちが3人。

長男に、「Yくんと約束してたんちゃうん?」と聞くと

「一緒に遊ぶねん」

ふーん・・・
その3人のなかの一人はYくんのことを知っていて
前にも一緒に遊んだことがあるので、
まあいいんかな、と、そのままにしていました。

約束の時間になって、YくんとYくんのお姉ちゃんが来ました。

しばらくは、みんなんでゲームをしたり
ベイブレードをしたりしていましたが、
やっぱり男の子、力がありあまっています。
一人、二人と

「なーなー、外で遊ぼうー」

と言いはじめました。
ところが、Yくんは

「ボク、お外キライ。行かないっ」

何度「みんなと一緒に外で遊んだら?」と言っても、

「ボク、お外キライ。行かないっ」

そういって動こうとしないので
とうとうみんなYくんを残して外に、公園に行ってしまいました。
家に残ったのはYくんとYくんのお姉ちゃんと、我が家の三男。

Yくんは、我関せず、って感じで、ひとりDSをしています。
(;´д`)

Yくんのお姉ちゃんが三男と遊んでくれたので、
三男を羽交い絞めにしなくてもよかったし
三男はとてもうれしそうにYくんのお姉ちゃんと遊んでいたので
まあ、私は助かったのですが・・・

その日の夕食のとき、長男に言いました。

「なあ、Yくんとの約束のほうが先やったんやろ?」
「同級生の子とは今日約束したんやんな?」
「Yくんが外で遊ぶのあんまり好きじゃないのも知ってるやん?」
「同級生の子が来たら外に行くことになるのわかってるやん?」
「先に約束があるんやったらそっちを優先して、後から言われたほうは断らなあかんやん」

すると、長男が半べそかいて

「わかってるっ!!!」
「でも、"どうしても約束したい" って言われてんもん」
「Yくんのことも言ったけど "一緒に遊んだらええやん" って言われてんもん」
「だから、だからな・・・・(涙」

長男、板ばさみになってつらかったようです。
Yくんが家に残るなら、本当はボクも家に一緒に残ってあげるのがいいんだと思ってる。
でも、春休みが終わって久しぶりの同級生たちと、やっぱり一緒に遊びたい気持ちもすごくある。
どっちをとるのか迷って、同級生たちと一緒に行くほうを選んじゃったんだね。
うしろめたい気持ちを感じながら行ったんだね。

これは、断らなかったことを責めるのはかわいそうだなぁ・・・
次に同じことがあったときに
「断らなあかん」というプレッシャーになるのもよくないから
なんとか「次は言えるようにがんばろっ」と
前向きになるように話をしたいと思いました。


「そっか、つらい気持ちを感じながら公園に行ったんや」
「断れないでどっちも "いいよ" って言ったことで、よけい苦しいことになったって分かったんや」
「ほな、これからまた同じようなことになったら、どうしたらいいのか、自分で考えられる?」

「・・・うん」


がんばれ、長男!
お友達が「キミと遊びたい」といってくれる気持ちがすごくうれしいんだよね。
断られたときの悲しい気持ちがわかるから、
断るの躊躇しちゃうんだよね。

でも、断らなかったことで余計つらくなったりすることもよくわかったよね?
今回はYくんは我関せずでおさまったけど、
Yくんがゴネたらそれはそれでまたつらかっただろうし。

そういう経験をして
断ることも必要だということを覚えていこうね。
どんなふうに断ったらいいのか、考えようね。

その優しさを生かして
だんだん上手に断れるようになるさ。


つらいけど、難しいけど、幸せな悩みなのかもしれないね。


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2010年04月17日

ヒト:わはははっ  相手の気持ちを受け止める

子供はいつもとっても元気、でも、ちょっとした怪我やなんかで

「かーちゃーん (半べそ」

なんてやってきます。

転んで、ちょっとすりむいたり、何かでちょっとひっかいたり、
血も出ていない、「そんなんツバつけといたらええねん」
くらいのことでも

「かーちゃーん」

そういうとき、どうしますか?

「大丈夫大丈夫、痛くない痛くない」

って言いますよね。

でーもー。
なかなか泣き止まなかったりすること、ありませんか?


よく考えてみたら、
痛いと言っているのに「痛くない」というの、なんか違くないですか?


「おおー、そっかー、ここが痛かったんかー」

といってナデナデ。

すると、これがおもしろいくらいあっさり泣き止んでまた遊びに行っちゃうんです。

「いっつも子供がちょっとしたことで大げさに泣いて (-"-;)」

という方は、ぜひお試しください。
1回で効果が感じられなくても、数回やればきっと変化を感じられると思います。

うまくいかないワ(怒 という方は
今までよりもう少し子供の心によりそって。
「そうか、こんなちょっとでも痛かったんだね・・・」
という気持ちで。


「かーちゃーん(泣」とやってくるのは
「痛いからどうにかしてほしい」のではなくて、
「痛かったんだよう」という気持ちを伝えたいんです。
お母さんに「痛かったことを分かってもらえた」と感じたら
子供はそれでいいんです。


気持ちを受け止める。

とっても身近で簡単な例ですね。

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2010年04月16日

ヒト:うわッ  伝えたつもりが

新一年生の次男、朝は長男と一緒に登校するから、
まあそんなに心配しなくていいんですけど、
帰りはまだまだ心配です。

4月中は、コースごとにグループになって
集団で下校することになっていますが、

初日はコースからはずれてお友達の家まで行って
お友達は家にランドセルを置いて、
そのまま二人一緒にウチまで帰ってくるし。

二日目は、学校を出てすぐコースが分かれるはずの
幼稚園からの仲良し二人が
ランドセル背負ったまま次男についてウチまで帰ってくるし。

・・・先生、引率して帰るんじゃないんですか?


三日目は、前日のことがあったからか
家の近くまで先生がぴったり引率して帰ってきました。


そして四日目。

その日は、3年生の長男の学年懇談会でPTAの委員選出があるため
朝、二人が学校に出かける前に
次男には、午後に私がでかけてから長男が帰ってくるまで三男と一緒に留守番しててね、と頼み、
長男には、授業が終わったら急いで家に帰るように、と念押し。

ついでに、次男に

「明日は、お母さん、トモくんと一緒に帰るからね」

と言ったのですがこれがきちんと伝わっていなくて(汗

次男は、今日、私が学校に行って(確かに行くんだけど)、
次男と一緒に帰るんだと思い込んでいて、
先生がいくら説明しても 「お母さんと一緒に帰る!」 と言って
聞かなかったそうです (;´Д`A ```

先生は仕方なく、次男を連れてご自分の引率コースをまわり、
最後に我が家まで来てくださいました。

ああ、まだ 「今日」 とか 「明日」 とかを
はっきり明確に伝えないといけなかったんだなぁ・・・・

固い表情で、ちょっと泣きそうな次男を見て、
「ちゃんと "明日" って言うたやん!」 と言いたい気持ちをぐぐっとこらえて

「ごめんごめん、明日のことを言ったつもりやったんやけど混乱してしまってんな」

と言うと

「もう~!ちゃんと言ってよ」

ですって ヽ(`Д´)ノ

「ハイハイ、すんません」
「明日よ、明日。 明日はお母さんと一緒に帰ろうな」

言ったつもり、分かってるはず、 そんな行き違い、ありますよね。

自分の正しさを主張して相手を責めると
なんとなくお互いすっきりしないもの。

ああ、そーいう風に理解しちゃってたんやー・・・・ (´-`)

ということで、それじゃどんな風に伝えたら正しく伝わるのか?
考えるきっかけととらえていきたいですね。


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2010年04月15日

ヒト:わはははっ  代弁ありがとう(?)

夕食後、ちょっと急ぎの買い物があったのでスーパーに行きました。
戻ってくると
洗面所で、ダンナが次男に歯磨き指南(?)をしています。

ああ、、、また ちゃんと磨いてなくて注意されてるんだなぁ

しばらくして洗面所から出てくるダンナ。

洗面所からは、次男の泣き声。

もう一回、ダンナが洗面所に行ってなにやら次男に言っています。

ダンナが洗面所からでてきました。

でも、次男はさらにむせび泣いています。


どーしたん?
ダンナに聞くと、まあ、だいたい思ったとおりで

『ちゃんと歯磨きしないで適当にやってたのを長男に見られて
長男がダンナにチクった。
それで、ダンナが次男に「歯磨きはちゃんとしないと困るのは自分だよ」と
強い語調で話をした』

そういうことなんです。

まぁ、そら次男がよろしくないわな・・・・


次男のそばに行くと、私の顔をみて 。゚(゚´Д`゚)゚。 うわーん。

抱っこして洗面所から居間に連れてって、ソファに座って
聞いてみました

「なんで泣いてるの?何が悲しいの?」
「お兄ちゃんが、お父さんに言いに行ったのがいややったん?」

首を振る次男

「歯磨きはちゃんとしなあかんのはわかってるやんな?」

うなづいて、なにか言おうとしました

「なに?」

「・・・・とーちゃんが、バカタレ って言ったのがいややったぁ~ 。゚(゚´Д`゚)゚。 」


は・・・・・

うーん (-"-;)
バカタレといわれるようなことを一応してたんだと思うよ?

こういうときはなんといってフォローしたらいいんでしょう。
ダンナもちょっと言い過ぎたのかもしんないけど
自分が言ったんなら「そっか、言いすぎたかな、ごめんごめん」で済むけど
自分の発言じゃないからあんまりそこにも触れたくないような・・・・
そうかといって、ダンナを呼び寄せて、あーでこーでと言うのも大げさ・・・

結局、そのことについては、いい/悪い の判断などはしないで

「そうかー、バカタレっていわれて悲しかったんや」
「そこまで言わんでもいいのにっ、て思ったんや」

というと、激しくうなずいていました。

「歯磨きは、ちゃんとしないと、虫歯になって困るのはトモくんや、ってことは分かる?」

うなずく次男。

「そっか、そしたら、歯磨きしにいこうか」

うなずく次男。
よし、方向転換成功。

一緒に洗面所に行くと、はずかしそうにこっちをみて

「・・・・かーちゃんに磨いてほしいの・・・・」

へーへー、磨かせていただきます。

歯磨きが終わる頃には、けろっとしていました。

自分のしたことの是非はともかくとして
「そこまで言わんでもええやんか!」と思うこと、ありますよね・・・

あるよ、あるある。

自分の子供の頃のことを思い出したりなんかして、
実は心の中でちょっと 「次男、よく言った!」 と思った私なのでした。


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2010年04月14日

ヒト:おりゃっ  スムーズなスタートです

次男の入学式も無事終わり、小学校生活が始まりました。

毎日、次男と一緒に明日持っていくものを確認して
かばんに入れます。

ふと、長男のときのことを思い出して

「あれ、こんだけでよかったっけ?」

なんだかすごくあっさり事が進みます。
長男のときは、もっとバタバタ、あたふたしていたような?

そうだ、長男の小学校入学と、次男の幼稚園入園が一緒だったからかも。

幼稚園からのお手紙と、小学校からのお手紙と
頭の中が混乱して、すぐにいっぱいいっぱいになってた・・・

それに、三男まだ授乳中で、
授乳中に帰ってくるとすぐには見てあげられなくて
タイミング外しまくってたかも・・・・


二年前、長男には、、、、あーだこーだと叱ったり怒ったり。
今思うと、長男だって初めてなんだから、ちんぷんかんぷんだったんですよね。
ごめんよー。
でも、これも第一子の定めなのだ。
持ち前の天然でスルーしておくれ・・・・

次男は、長男の様子を見ているから
なんとなく要領もわかっているようで手際がいいし。
私も次男のことだけ心配りをすればいいので楽ちん!
次男は叱られると尾を引くタイプだから、
ゆったり見てあげられるのは私と次男、お互いのためにとてもいい感じ。


時間と気持ちのゆとりがあるのとないのとで
こんなに違うんですよね。

初めてのことや、いろんなことが重なったときにも
深呼吸して
ゆっくり考えられるようになっていかなくちゃと
改めて思いました。

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2010年04月13日

ヒト:るんるん  いつまで抱っこじゃ

我が家のチビーズ三人、みんな抱っこが大好きです。

私が暇そうに(?)していると、すかさず

「抱っこーっ」

一人抱っこしていると、必ず他の誰かがいじけます。

「いいな、○○くんばっかり・・・・ 」


いや、別に、誰か一人を特別扱いしてるわけじゃないんだよ?
たまたま、早いもん勝ちやったりとか
タイミングやったりとか、、、、

ソファに座ると、三人が群がってきて顔を近づけてくるので
アナゴの住処のそばに顔を持っていったような気分・・・・ ←どんな例えじゃ


昨年度も小学校や幼稚園に参観日に行くと、教室や保育室で

「抱っこーっ」

もしもし、幼稚園児の次男はともかくとして。
長男くん、あなた二年生なんですけど、いいの?恥ずかしくないの?

「いいやん!!!」

ですって。

はいはい、そんじゃ抱っこしますよ。先生が見てても、他の友達が見てても♪


抱っこの安心感って、きっといくつになっても「いいもの」なんですよね。
いまのうちにいっぱい味わってください。

そんで、大人になったら、大切な誰かをしっかり抱っこしてね。

こんな気持ちも、次の世代に伝えていってほしいと願ってます。


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2010年04月12日

ヒト:ひえぇ  子供にたしなめられるの巻

夕方、一番忙しい時間帯、もうすぐダンナも帰ってくるというのに
ご飯の支度がまだぜんぜんで焦っている私。
そこへ、お風呂に入っていたチビーズが「あがりまーす」

長男と次男は自分でできるからいいとして、
三男は、まだ私が拭かないとびしょぬれです。

ところが
なんでも自分で!という時期なのでタオルを渡してくれません。
うれしそうにタオルで頭やおなかや足をこすっています。

深呼吸して、三男の気が済むまで待ちます。

うーん、、、、3割くらい拭けたけど
髪の毛と背中がまだぜんぜん・・・・

しびれをきらして

「おお、上手にできたでー(一応ほめる)」
「ほな、あと最後かーちゃんが拭くから・・・」

タオルを取ろうとしたら

「あかんー!まだー!」

味噌汁用の小さいおなべのお湯が沸いています。
早くしないと全部蒸発しちゃうよ?
焦る私。

「ほら、タオル貸して!」

「あかーん!だめーっ!」


ブチッ ヽ(`Д´)ノ


「もうっ!勝手にしっ!」

三男のお尻を ベチッ とたたいて、台所に戻りました。

しばらくすると三男が脱衣所から出てきて

「かーちゃん、できたよー」

「ヽ(`Д´)ノ もう、おかーさんは知りませんっ!ふんっ」


でも、三男は、あんまりわかっていないらしく
ソファの上で、すっぽんぽんでぴょんぴょん飛び跳ねています。

長男と次男は「・・・・」


どうするのかなーと思って様子を伺いながらご飯の支度をしていると

「マーくん、はい、服着るよ」

長男が面倒を見てくれています。
やるやん、長男。


その後も、三男が「かーちゃん、ほらー」「かーちゃん、これー」
なんだかんだと言ってきますが
なんとなく腹の虫がおさまらない私。

「ふーんだ」
「つーんだ」

わざと取り合わずにあしらっていたら
何度目かの「ふーんだ」のときに長男に

「かーちゃんっ!もういーやん!!!(怒 」

とたしなめられてしまいました。 ( ̄□ ̄;)!!

「かーちゃんがそんなこと言ったら・・・」
「なんか、いつもと違う雰囲気になって・・・いややな」


「そっか、、、、ごめん」

こういうとき

「何真剣に怒ってるん!?冗談やん!!」

とか言って逆切れするパターンもあるんでしょうが
ここは素直に謝るほうが大人かなと。
( ̄ー ̄)


私としては、一応冗談っぽく「ふーんだ」してたんですけど
それでも周りの人間はいやな気持ちだったんですね・・・

そういうことを、ちゃんと伝えられるようになってきたんだねぇ。
長男の成長を感じた一瞬でした。


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2010年04月11日

ヒト:ピヨピヨー  説得って、実は自己満かも

三男は今三歳です。2月後半が誕生日なので、まだ三歳になりたてです。

世の中では「魔の二歳児」といわれますが、
くっきり境目があるわけじゃないので三歳児もまだまだ「魔」です。

あれもやりたい、これもやりたい、自己主張炸裂です。
しかも、上に兄弟がいると、自分も同じことが同じようにできるつもりでいます。

・・・無理だっつーの・・・・(-"-;)


今日も、「お小遣いでアイスを買いに行く」というおにーちゃんたち。
もちろん、三男も一緒に行く気まんまんです。
最近は兄弟三人で公園に行ったりスーパーに買い物に行ったりしてますから
そりゃ当然、その気でいますよね。

でも、今日はスーパーよりもうちょっと遠いドラッグストアまで行くかもしれない、と。

ドラッグストアは距離的には公園に行くのと同じくらいだけど、
車がよく通る歩道のない道を歩いて行くんですよね・・・
かわいそうだけど、心を鬼にして

「マーくんは、だめっ」

「ぎゃいーん(爆泣  ヽ(`Д´)ノ」

追いかけて飛び出しかねないので、三男を羽交い絞めにして、長男と次男に

「はよ、買いにいっといでーっ!」

三男は暴れて暴れて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて・・・・

その間、私は羽交い絞めを少し緩めて黙って抱っこしていました。

不思議ですが、黙って抱っこして泣くがまま、に任せていると
数分でおさまってくるんですね。
それも徐々に、というより、ぴたっ、というのに近いです。

でも、「悔しかったねぇー」とか「一緒に行きたかったんだよねぇー」と声をかけると
また悲しくなって「うえーん 。゚(゚´Д`゚)゚。 」ってなっちゃいます。

なので、また黙って様子を見ていると、
さっきよりさらに短時間で泣くのが止まって
表情は、なんというか・・・・
「えーと、ボク、なんで泣いてたんでしたっけ?」
みたいな表情になっていきます。

そうなってから、あらためて、ぎゅーしてヨシヨシして
「一緒に行きたかったねぇ」
「でもマーくんまだもうちょっと大きくならんと、お母さん行ってもいいよとは、よう言わんわ」
「悔しいけど、もうちょっとの辛抱やでー」
「もうちょっと大きくなったら、行けるとこ増えるからな」

しがみついて、こっくりうなずく三男。


私「・・・アイス食べる? (*^。^*)」

もう、けろっとして

三男「うん、アイス、たべゆー♪」


次男のときまでは、一生懸命説得を試みてました。
「~でしょ、~なんだよね、でも~なんだよ、わかる?」

でも、いっこうに相手は納得なんてしないし、さらにひどく泣いてしまったりして
しまいにこっちがブチキレて

「もう!知らんわ!勝手にし! プンプン」

なぁぁーんてパターンになってました。

でも、なんとなく経験的に「言えばいうほど泣いちゃうんだなぁ」と思ったので
なるべく様子を見るようになってきました。
さらに、最近は、コーチングやブログを読むことを通して
「感情は味わいつくすと消えて(昇華して)しまう」
ということを知りました。

実は少し前に自分で「実験」をして、「ああ、本当にそうかも」と思ったので
三男でも「実験」を試みたのでした ( ̄ー ̄)

とことん泣くと、あるところで、ぴたっと止まったのは、
そういうこと(昇華したということ)なんじゃないかと思います。

昇華してしまうと、こちらの言葉も相手に届くようです。

「説得」っていうのは、
「やった!相手がこちらの言うとおりに考え直したぜ!」という
ある意味こちらの自己満足かも?
※すべての場合がそうだとはいいませんよ

それに、
二歳、三歳、四歳、五歳、、、、
まだまだ説得ができる年齢ではないです。
相手の気持ちやその場の状況を考えて行動・・・しませんもんね。

このくらいの年齢の子供は
「泣いたら言うことを聞いてもらえると思って泣いている」 というより
「ただただ悲しいから泣いている」んですよね。

ダメなものはダメー。
泣いたら(もちろん時と場所にもよりますけど)
とことん泣かせてあげる。

きっとそれが一番早い解決法なんだーと思いました。


そして、これは大人でも同じで
湧き上がってくる感情を理屈やなんかで押さえつけたり
感じない(考えない)ようにしたりすると、
いつまでも不完全燃焼で後を引くんだそうです。

湧いてくる感情を、そのまま
「ああ、悲しいんだ、悲しいよー」とか
「ぬおお、怒りがムラムラ湧いてくるぞ」とか感じる、ただ感じていると
最後にはその感情は ふっと昇華していくんだそうです。

肯定も否定もしない、「そうかー、そう感じてるんだー」と味わうんだそうです。

感情の波の大きさによって、
昇華するまでに時間がかかったり
思ったよりあっけなく昇華してしまったり
きっといろいろなんでしょうが
私は長年の心のしこりがひとつ、小さくなりましたヨ。

あなたも一度、試してみませんか?

今、この方のコーチングを受けてます☆
ハートストリングス・コーチング 和久田ミカさん

今までの考え方、ものの見方が変わってきたのは
こちらのブログの影響も大!
かめわざ快心塾楽天スポット かめおかゆみこさん
「感情を味わいつくす」ということについては この記事 が印象的でした。


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2010年04月10日

ヒト:うーん?  口をついて出るけど、意外と答えられない問い

子供がなにかしでかして叱るときに、
つい言ってしまいますよね

「なんでそんなことしたん!?」

さらに「なんで!?」と問い詰めたりなんかして。

でも、
どんなときでもいいので
自分がそれを聞かれる立場だったときのことを思い返すと

「理由なんて特にない」
「やってみたかったから」
「たまたま・・・」

っていうこと、多くないですか?

大人でもこれだから
子供なんてもっと理由なんてない場合が多いと思うんです。


子供を叱るときに気をつけてること。

「なんで」

と問い詰めない。

代わりに、

「これは、こうするんじゃなくてこうしたほうがいいんだよ。」

とか

「こうすると失敗しにくいよ」

とか

「これは、こういう理由でしてはいけないことなんだよ」

と説明する。伝える。

子供は「これはこうしちゃダメ」とか「これはこうするもの」
っていうことを知らないでやってることがほとんどです。

伝え続ければ必ず伝わります。
分かる時がきます。
そう信じて。
何度でも説明する、伝えるのが大人の仕事なんですねー。

あっ。
今これ書いていて気づきました。
自分が変えたいと思っている考え方の癖があるんですが・・・・

「なんでいっつもそう思うんだろう」

と、その原因を一生懸命探ろうと見つけようとしてましたけど
原因・理由を考える、つきとめることには、あんまり意味はないのかも?

「なんかしらんけどそういう癖がある」

ととらえると、

「そう考えてるなーと気づいたら軌道修正すればいい」

というだけのことかも?


「なんで」と問われると、
そこで堂々巡りしてしまうものなのかもしれないですね。

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2010年04月09日

ヒト:うわッ  お互いの思い込み

ある日の夕方、長男と次男は外へ遊びにいっていなかったので、
私は三男に言いました。

「さぁ、買い物行こうか」

三男は

「かいもん、いくー」

元気よく玄関へ行き、靴を履いてでかけました。

スーパーの前に着くと、入り口ではない、横のほうへ行こうとします。

「なにしてんのん?行くで」

ふと見ると、三男の指差す先にはジュースの自動販売機・・・・

でも、今日はジュース買うとかそういう約束はしていないし、
普段からスーパーに行くごとにジュースを買うこともしていないし。

「あかんで、ジュースは買いませーん。行くよっ」

普段ならそれで「ハーイ(渋々」 で終わるのですが
今日はものすごーく頑固にジュースと言ってききません。
私の手を引っ張って座り込みです。

「あっそ、ほな、かーちゃんはスーパーに入るで。バイバーイ」

と、手を振って行ってしまおうとすると大泣きして一応追いかけてきます。
でも、私を捕まえるとまた座り込みです。

スーパーに入ってカゴを受け取って歩き出したものの
大声で泣く三男を連れながら買い物・・・・(-"-;)

どうするか迷いました。
あっさりジュースを買えば三男の気は済んで静かになる。
でも、今日はそういう約束じゃないし、なんとなく折れたくない気分。←けっこう意固地

幸い、スーパーは自宅のすぐ近くなので、一旦帰ることにしました。


ほんの1~2分の帰り道、ものすごく大泣きして座り込んだり
泣きながら私を追いかけて追いついたり。
道行く人が

「あらあら、どーしたの?」

と笑いながら通り過ぎていきます。
かーさんは苦笑するしかありません。たはは。


家に着いたら玄関先で泣きすぎてむせて、吐いてしまいました。
どんだけー・・・・

服を脱がせて後始末をして、着替えさせて、、、、
その間もずーっと泣きじゃくっています。

一段落したので、抱っこして座って

「マーくん・・・・今日はジュース買いに行ったのと違うよ」
「晩ごはんのおかずを買いにいったんやで」

と言いました。
すると、ぴたっと泣き声が止まりました。

「えっ、そーなの?」というような反応。

「マーくん、ジュースを買いに行くんやと思ってたんや?」

うなずく三男。

あらまっ、そーだったのね。

だから、

「どーして買ってくれないですか!?おかしいじゃないですか!?」

みたいな反応で、しぶとく粘ってたんだぁ。
いつもはそんなに粘ることないのに、おかしいなぁと思ったんだ。


「そうか、ごめんごめん、おかーさんちゃんと言ってなかったね」
「晩ごはんのおかずの買い物やってん」
「ジュース買いに行くと思って楽しみにしてたのに、思ってたのと違うー、と思ったんや」
「ちゃんと言っといたらよかったな、お互い思いこんでたんやなぁ」

しばらく抱っこしてヨシヨシしてたら、気が済んだようです。
そうこうしてたら、長男と次男が帰ってきて家の前で遊び始めたので

「マーくんも外で遊ぶ?」

と聞くと

「うん!」

「あ、でもそのまえに買い物行きたいから、お母さんが買い物に行ってる間、みんな家の中で待ってて」

と言うと、今度はおにーちゃんたちがいるからということもあって
三男は「一緒に買い物に行く」とは言いませんでした。
ほっ。


ちょっとした思い違い。

「買い物に行く」と聞いて、
三男は「ジュースを買いに行く」んだと思ったんですね。
なんでか、そう思い込んだんですね。
私は、「買い物に行く」といえば「晩ごはんの買い物に決まってるやん」と思ってたんですね。
いつものことで、私にとってそれは当たり前だったんですね。

お互いの思いが違っていたから起こった事件(?)でした。


こんなこと、普段の生活の中でいっぱいあるのかも。
子供とのやりとりだけでなくて大人同士でも。

あれ、おかしいなと思ったら
相手はどんなふうにとらえているのか、
ちょっと聞いてみる、確かめてみる、って大切なことですね。


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2010年04月08日

ヒト:押忍  今日は入学式です

次男が3~4歳の頃、三男妊娠中~産後しばらく。
次男が幼稚園に入るちょっと前くらいまで、
私は自分の中で長年越えられない壁にぶち当たっていました。

もう何年も同じことの繰り返しで
まるで出口がないようで
すごく苦しかったり惨めだったり。
自分の中でぐるぐる考えて
落ち込んだり自虐的になったり攻撃的になったり。

次男、3~4歳。
ややこしい盛りです。
かーさんが不安定だから余計なのか、
うじうじめそめそぐじぐじ。
寝起きも悪くて、朝はもちろん昼寝の後もぐずぐず言って
なかなか離れません。

三男が生まれてからもそんな調子だったので
私の苦しさのはけ口は次男に向かいがちでした。

もう、悪循環です。
前にもちょっと書きましたが

「もう、出てってくれ!」
「どっかいって!!!」

と1時間も、いやもっと怒鳴り続けたことも何度もあります。
ダンナに

「私、このままやったら次男に何するかもうわからへんからね」

とまで言ったこともありました。


でも、そんなふうにして八つ当たりしてても
当然すっきりするはずもなくて。
しばらくして落ち着いてくると
後悔と反省の佃煮のようになるんですけど。

もう、こんなんいやだ・・・・
次男への態度もそうだけど、今の自分のこの壁をどうにか越えたい・・・

と思っていたときに、ある人から一冊の本を借りました。

「すべての望みを引き寄せる法則」

(-"-;) 怪しげ・・・・

でも、すがるような思いで読みました。

要は、自分のネガティブに考える癖が、同じような結果を引き寄せるんだと。
そのことに気づいて、ネガティブに考えるのではなく
ポジティブに、自分に何ができるか、
自分がものごとをどうとらえるかで状況が変わってくる。
前向きな意思・思考・生きる姿勢が、いいことを引き寄せるんだと。
そういうようなことが書いてありました。

ポジティブに、前向きに、と言われても
なかなかぱっとそんな風に考えられないので
信じなくてもいいから、身体のいくつかの部分をトントンとたたきながら
自分で「こうなります」という宣言をする。
その手法が書いてありました。

なんでもいいからやってみるー・・・・

やってみました。

で。

数ヵ月後、「あ、ひとつ壁を越えられたかも?」という状況になりました。

あ、別にこの本とか、EFTというのを勧めようというのではありませんよ。


私はずっと、「状況がかわってくれるには」どうしたらいいのか、
その方法ばかりを模索していたのですが
自分が「こうなりたい」と思い、
「こうなる」ために、自分でアクションを起こすことで、
周りに変化を求めるのでなくて、自分が変化することで、
大きく状況が変わった、そういう経験をしたよ、ということが言いたいだけです。


それで、次男の話に戻ります。

自分の状況が少し落ち着いてきたら
やはり次男の心のことが気になります。

すごく傷ついてるんだろうな・・・・
どうしたらいいんだろう・・・


私に何ができるのか考えました。
そして、やったことは・・・・

「大好き、大好き、大好き、大好き」

そういって、ぎゅー、ちゅー、することでした (爆

簡単すぎますかね(苦笑
でも、効果抜群だと思うんですけど。

いつも、いつでも。
何度でも。
今でもずっとそうしてます。
長男も、次男も、三男も。


ほどなく次男も幼稚園に入園して、少しずつ成長して
寝起きもすっかりよくなりました。

公園に行っても私にしがみついて離れなかった子が
幼稚園の入園式でも、私にしがみついたまま離れなかった子が
幼稚園でお友達と一緒に元気に駆け回っているのを見て
何度もじーんとしました。

ぐずぐずイジイジはしますけど、これは次男の気質なので
なるべくそれを否定するのではなくて
そうかー、そう思うんだねー、と受け止めるように。

ガーッと怒ってしまっても ヽ(`Д´)ノ
しり切れトンボにならないように。
感情的になりすぎたときは、ちゃんと謝ります。


親が変われば子が変わる。

親が子供にあげられるのは 「安心感」

成長とともに、心の奥深いところでその安心感が
しっかり根を張って彼らを支えてくれますように。

さあ、今日は次男の小学校入学式です。
楽しい小学校生活になることを祈って!

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2010年04月07日

ヒト:ふうッ  頑固ものっ

夕食前、ちらかったおもちゃを片付けていたチビーズ。
片付けてるんだか、遊んでるんだか・・・・
と思っていたら、けんかになっています。
次男が泣きながら私のところに来ました。

「ボクが積み木片付けようとおもってたのにマーくん(三男)が片付けちゃった」

すっかりイジイジモードです。

(-"-;) 誰が片付けてもええがな・・・・

「マーくんはさあ、まだ、これはトモくんがやろうとしてたから違うの片付けなあかんとか、わからへんやん?
お兄ちゃんはつらいけど、こーいうときは、ぐっと我慢してほしいなぁ」

でも、どうにも納得がいかない様子。
このままつきあっているとご飯の時間がどんどん遅くなります。

「ほな、しゃーないな、気が済むまで怒っといて」

そういって、ご飯の支度の続きをしました。

夕食の準備ができて、みんなが食卓についても
次男はイジイジ。
泣きべそかいています。

仕方ない。
他の家族には先に食べ始めてもらって、
次男のそばにいきました。

「どーすんの、いつまでも怒っとくの?」
「どうしたらトモくんは気が済むの?」

「・・・・これ、オレが片付ける・・・」

既に箱に入れられている積み木を指差してそういいます。

(-"-;)
(-"-;)
(-"-;)

「あっそ、ほな、もっぺん箱から出したげるから、自分で片付けて」

ガラガラガラーと箱をひっくりかえして積み木を箱から出しました。

次男は、せっせ、せっせと積み木を箱に入れていきます。
でも最後の1つが見つからなくて。

「あと一つは、さっきもなかったから、また見つかったら入れよう?」

そういうと、次男はうなづいて満足そうに箱を閉めました。

「気が済んだ?」
「うん」

「でも、いつでもトモくんの思い通りにできるわけじゃないで」
「ボクがやろうと思ってても、他の人がやっちゃったら、ホントはこんなふうにやり直しはしないんやで」
「あー、ボクがやろうと思ってたのに・・・でもしゃーない・・・、って我慢しなあかんことがあるんやで」

「・・・・」

一応うなずいてました。


こういうとき、

「もう、片付いてるからやりなおさんでもええでしょ!アホとちゃうか」

と言って聞き流すのもアリなんでしょうが・・・・
今回は本人が納得がいくようにさせて、あとで話をする、という方法をとりました。

すっきりした顔で晩ごはんを食べている次男をみると
ま、これでよかったかな・・・
と思います。

状況に合わせて行動できるようになるのは
まだもうちょっと先の課題なんでしょうね。

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2010年04月06日

ヒト:うーん?  わからんもん?

長男が退屈していたので、背中に文字を書いて当てる遊びをやってみました。

いくでー

「か」 を書きました。


長男「な?」

ちゃうちゃう

長男「た?」

なんでやねん

長男「か?」

ピンポーン!

次、いくよー。

「え」 をかきました。(ず を書くと、長男の名前(カズキ)と予測がつきそうだったので)

長男「ら?」

なんで

長男「ん?」

惜しい

長男「しんにょう?」

・・・漢字ちゃうって、ひらがなやって。

長男「あ、もしかして・・・え?」

あたりー。

最後、いくでー。

「る」 を書きました。

長男「ね?」

いや、ちがうよ。

長男「わ?」

ちゃうって。

長男「あ?」

あの、一筆で書いてるんですけど・・・ (-"-;)


長男「もー、わからーん」

「る」やん、「る!」

長男「ああ!!!」


(-"-;) ああ!とちゃいまんがな・・・・

感覚、ぜんぜんダメですね。
ちょっとこれからしばしばやって遊ぼう。

ま、テレビみながらやってたら集中もできんわな・・・・
こんな遊びでも、環境も大切ですね。


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2010年04月05日

ヒト:るんるん  ありがとう

「かーちゃーん、ゅーゅーぃょーゃーい (かーちゃーん、ぎゅーにゅーちょーだーい)」

三男が何度も言ってきます。
今、手が放せないっつーのに・・・・ (-"-;)

「へーへー、ちょっと待って」

「かーちゃーん、ゅーゅーぃょーゃいよーっ (怒」

「わかったわかった。(-"-;)  ・・・・はい、どーぞ」

「あっとー(ありがとう)♪」

(*^。^*)


あーもー、めんどくさー、と思いながらやったのに「ありがとう」って言われると、
なんかうれしこそばゆいですよね。


夕方になっても部屋中ちらかしたまま、
テレビ見ながら片付けるからちーっとも進まなくて、

ヽ(`Д´)ノ

私が怒りながら片付けてしまった後で、長男に

「・・・・かーちゃん、片付けてくれてありがとう。・・・・ごめんなさい」

なーんて言われたら

「いや・・・まあ、その、、、、なんだ。私も怒り狂ってごめん」

なんて気持ちになっちゃいます。


「ごめんなさい」がいえることも大切だけど・・・

「ありがとう」

素直な気持ちで言える心を育てたいなーと思います。

大人がまずちゃんと心から「ありがとう」を言えるように。
いつもこころがけていきたいですね。


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2010年04月04日

ヒト:ふうッ  またやってるよ・・・

今日もまた、夕食後にダンナと長男と次男がカードゲームをしていました。

そして、今日もまた、次男が負けてイジイジして、ダンナが怒っています。

「もうー、トモくんはいっつもそんなんやなぁ」
「負けたらそんなんしてすねるんやったら、もうトモくんとはゲームせーへん!」
「もうトモくんとは一緒に遊ばへんわ!」

ああ・・・・言ってしまいましたね。

案の定、その言葉で次男は 。゚(゚´Д`゚)゚。 うわーん 号泣です。

いつも通り、部屋の隅に走っていって泣いています。


私は、抱っこしていた三男をダンナに渡して、代わりにトモヤを抱っこ。
しばらく抱っこしたまま泣かせてました。

少ししてから

「トモくんは何が悲しかったん?」
「おとうさんに "もう一緒にゲームせーへん" って言われたんが悲しかったん?」

大きくうなずいて、さらに うわーん 。゚(゚´Д`゚)゚。

「負けたんも悔しかったけど、もう一緒に遊ばへんって言われたんのほうが、ショックのパーやったんや」
「そっかそっかー」

大きくうなずいて、うわーん 。゚(゚´Д`゚)゚。

でも、しばらく泣いたら、ぴたっと泣くのが止まりました。
気が済んだんでしょうか・・・・


そのまま抱っこして、ゆーらゆーらして、

「どうする?どうしたらいいと思う?」
「ゲームで負けるのは悔しいけど、負けるたびにイジイジしてたら、他の人みんなおもしろくないで」
「くっそー、って思って、もう一回!って言ったらいいんちゃう?」

「・・・・・」

次男、無反応です。そのまま待ちます・・・・・

「どうしよ。もうこのままでいい?もうみんなトモくんと遊んでくれなくてもいい?」

うなずく次男。   !(゚ロ゚;ノ)ノ

「ほんまにいいの?トモくんもう誰とも遊ばへんの?」

「・・・・・」

「トモくんがそれで本当にスッキリ!いい気分!なんやったらそらそれでいいけど。」
「ほんまにそう?」

「・・・・・」

「また一緒に遊べるほうがいい?」

うなずく次男。   (^。^)ほっ

「そっかー、そしたらどうしたらいいかなぁ」
「こんな悲しい気持ちのまま寝る?」←もう寝る時間が過ぎている

首を横に振る次男。

「また一緒に遊びたいから、さっきはイジイジしちゃってごめんなさいって言う?」

うなずく次男。

「そっか、そしたら、おかーさんといっしょに、おとーさんに言いに行こうか」

うなずく次男。
抱っこしたまま、ダンナのそばまで行って

「ほれ、言えるかな?」

・・・・固まって私にしがみついています・・・・・

「ほな、おかーさんが一緒に言うたげよか?」
「おとーさん、さっきは負けてイジイジしちゃってごめんなさい」
「一緒に遊ばへんって言われて悲しかったです」
「負けてもイジイジしないようにがんばるからまた一緒に遊んでください」

ほとんど私がいいました^^;

「今はお家でのことやから、おかあさん代わりに言ってあげたけど、
これからお友達同士でおんなじようなことがあったら、自分でちゃんと言わんとあかんねんで」
「できる?」

うなずく次男。

すっきりしたのか笑顔も出て、テレビのCM(ア○ラックの♪猫とアヒルが~)に合わせて踊っています。
今泣いたカラスが・・・・です。


今回もやっぱり、次男への対応を通して私の中の体験を癒したような感覚です。
謝るのって、勇気がいるんだよね。
もう知らんわ!ってそっぽを向かれちゃうと、素直になれなかったりするんだよね・・・

勇気がいるけど、言っちゃったほうがいいナ、という体験になりますように。

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2010年04月03日

ヒト:ピヨピヨー  気質、、、なんだよね

夕食後、ダンナとチビーズがカードゲームで遊んでいたときのことです。

長男がなにやら怒っている声の後、次男が怒る?すねる?ような声、さらにその後
ダンナが次男に向かって「こら、お前の悪い癖やぞ」という声。

その声でさらに次男がいじけて、大声をあげて泣いて部屋の隅へ走っていってしまいました。

何があったんでしょう?

状況がわからない私ですが、ダンナの「お前の悪い癖やぞ」という言葉が
すごく自分の心で響きました。

なにがどうなったのかたずねてみると、


カードゲームをしていて、次男が長男の手札を偶然見てしまい、
次男は「わーい、カズキ(長男)は赤いカード集めてるー」と言っちゃった。
一回でやめとけばいいのに、次男は調子に乗って何回も言っちゃった。
長男が怒って「もう!やめる!」と言った。
次男はダンナに叱られた。


うーん、それはまあ、やっぱり、次男がしたことはよくないんですよね。
本人も、よくなかったみたい、ということはなんとなく分かっているんだけど
素直になれないみたい。

素直になれないのはもしかして
「お前の悪い癖やぞ」と言われて
すごく自分自身を否定されたように感じたのかも?

次男を抱っこして、話をしました。

「お兄ちゃんのカード見えて、赤やーと思って嬉しくなって言ってしまったん?」
うなずく次男

「でも、そんなんして言われたらいややで。ゲームが楽しくなくなるやん。分かる?」
固まっている次男

「トランプでババ抜きしてるときに、おかーさんが
 "あーっ、トモくん(次男)がババもってるー♪" って言ったらどう?いややろ?」
うなずく次男

「それと一緒やねん、言いたくなるけど、言いたくなるのは分かるけど、言ったらあかんねん」
うなずく次男

「トモくん、そんなん言うたらみんなイヤって感じるって知らんかったんやんな」
うなずく次男

「でも、したらゲームしてるみんなが楽しくなくなるってことは分かった?」
うなずく次男

「おとーさんは、それをしたらあかんよ、ってわかってもらいたかっただけやで。
トモくんが悪い子やと思って怒ったのと違うよ」
ぎゅっとしがみついてくる次男

ああ、やっぱりそこがツボだったみたい・・・・
叱られたり間違いを指摘されると、自分のすべてを否定されたように感じるタイプなんでしょうね。
実は私もそうみたいで。
ずっと、過去に何かがあったせいでそういう性格、そういう考え方になったんだと思っていましたが
次男を見ていて
そうではなく、持って生まれた気質、なのかもしれないなぁと思いました。

次男を抱っこしながら言いました。

「思わず言ってしまうことはあるで、あるけど、しまった、あかんかったんやと分かったら ごめんって謝ったらそれで大丈夫やで。」
「あっ、しまった、と思ったら、ごめんっていえたらいいんやで」
「何があかんかったんかがわかったら、"次から気をつけよう" と思えたらそれでいいんやで」
「トモくんの全部が悪いって言われたみたいに感じて悲しかったんやんね」
「でも誰もそんなこと思ってへんからね」
「大丈夫やで」


そんなふうに(お前の全部が悪いといわれたように)感じたんだよね。
でも大丈夫。

いいながら、自分に言い聞かせているようでもありました。
いいながら、涙が出ました。

ダンナの「お前の悪い癖やぞ」に共鳴したのは、
自分自身の思い出、かな。

次男は姿かたちだけじゃなくて、気質もよく似ているようです。
彼のそういう気質を受け止めていくことが
自分を受け止めることにつながっていきます。
自分が癒され、解放されていくようです。

しあわせだなぁ・・・と感じます。

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2010年04月02日

ヒト:しくしく  かーちゃんの気持ちもわかるッ! !(゚ロ゚;ノ)ノ

ある日、三男があんまり言うことを聞かないので、私がブチ切れていたときのことです。

「もー、そんなにかーちゃんの言うこと聞くのいややったらどこへでも出て行きなさいっ」
「はよ、ジャンバー着て、出て行ってーや!」
「なにしてんのん!?早くどっかいって!」
「どうしたん、ボク?どこの子?勝手によその家に入ったらあかんやん」←他人扱い

・・・・もうむちゃくちゃです。
言ってはいけない言葉のオンパレードです。

三男は「ちがうー、いややー、ちがうー」と泣き叫んでいます。


少し離れたところで、息を飲んでじっと固まって様子をみていた次男が突然

「・・・・かーちゃんの気持ちもわかるっ!」

と叫びました。

「はっ!? (°д° )」

なんのこっちゃと次男の方を見ると大粒の涙を目にいっぱいためています。

「かーちゃんが怒るのもわかる、マーくん(三男)が悪かってん、でもな、でも・・・」
「マーくん、かーちゃん大好きって 。゚(゚´Д`゚)゚。 うわーん」


ああ、そうか・・・・
次男が三男くらいの年齢の頃、やっぱり同じように次男に怒鳴りつけてたことがよくありました。
次男のときは、怒りの収め方が今よりもっとわからなくて、長いことこの調子で怒りくるっていて、次男はずっと泣き叫んでいたっけ・・
そういう経験がなかったって、こういう光景を見るのもその場に居合わせるのも気持ちのいいものではないだろうに、自分の経験が思い起こされてもっと見ててつらかったんだね・・・・

それにしても、「かーちゃん、やめて」ではなくて「かーちゃんの気持ちもわかる」とは。
チビーズがケンカをしてるときに間に入って両方の話を聞いて、「そうかそうか、トモくんの気持ちもわかるで」といっている私のやり方をまねたんでしょうか・・・。
それに、「マーくん、かーちゃん大好きって」と弟の気持ちを代弁したりして。優しいではありませんか。

・・・・すんません、私、ヒートアップしすぎでした・・・・


まず次男に

「トモくんが小さいときにもおんなじようにして怒られたの思い出して悲しかったん?」
「そっか、怖かったし悲しかったんや・・・」
「マーくんに覚えてもらいたくて、おかーさんちょっと怖く怒りすぎたね」
「びっくりさせてごめんね、大丈夫、マーくん本当に放りだしたりせーへんよ」
「ごめんごめん」

と謝って、次男が安心してから、当事者の三男に

「いややいややばっかりではダメです。これは今はしたらあかんの。なんぼ泣いても暴れてもダメッ」
「できるときには、できることは、ちゃんとさせてあげます。」
「でも、これはダメなんです。わかった?」

「・・・・はーい・・・・」

若干6歳の次男に共感されて、怒りモードはすっかり消えてしまって、ああ、怒りに任せてむちゃくちゃ言い過ぎたなぁと反省モードにシフト、落ち着いて三男に再度 話をすることができました。共感ってすごいですね。

だいたい、こんなふうにブチギレするときっていうのは、
そのこと自体よりも、別の気がかりとか考え事があって、そっちが行き詰ってる場合なんですよね・・・
それはそれ、これはこれ、分けて考えられるようになっていきたいです。
反省。

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2010年04月01日

ヒト:うーん?  そういうことにしておこう

夕食のときのこと。
長男が椅子に座って足をぶらぶらさせている。
きちんと座らずに、足は椅子の脇からだらんと下ろして、その足をぶらぶらさせている。

ぶらぶらさせた足がダンナの椅子にごんごんぶつかっている。

ダンナが怒って

「足をぶらぶらさせるな!行儀悪いやろが!ちゃんとせえ、ちゃんと!」

長男はちょっとふてくされたように

「はーい・・・」

しばらくして

「俺さー、学校で鉄棒の "こうもり" ばっかりやってたから足が勝手に曲がってしまうねんなー」

注)こうもり とは、鉄棒に脚でぶら下がってぶーらぶらする、アレです。


もしもし、そらおかしいやろ?
何を苦しい言い訳しとんねん!?

と思うのは大人の考えで、子供の頭の中では本当の本当、
めちゃめちゃ真剣にそう思っているんですよね・・・

なので、ここで

「何を言うてんねん!そんなん関係ないやろ!?」

というと

「でもー(半泣き」

という状況になるので、ここは、そういうことにしておくのが「○」 なんだと思います。

「そうかー、勝手にそうなってしまうんやー」
「ほな、油断してたらそうなるから、"そやそや、足曲がらんように気ぃつけな" って思い出すようにしようや」

というと

「うん」

納得した様子です。
というか、「ボク叱られた」という印象から
「これに気をつけたらええねんな」というポジティブな印象で決着したんじゃないかと。
ええ、私の自己満足かもしれません。

でも、「叱られてイヤだった、悲しかった、悔しかった」で終わるのではなくて
「どうすればいいか案」が見つかって終わるほうがいいと思うのです。

なるべく、そうしたいと思ってるんです。

そのほうが前向きになれる気がしませんか?


もちろん、そうすることで、すぐこれをしなくなるかどうかは、また別問題。
なんてったってまだまだ 「途上の人」 ですもんね。

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